本当の「輝き」とは?ラブライブ!サンシャイン‼二期感想

本当の「輝き」とは?ラブライブ!サンシャイン‼二期感想

これは現実的で、そして敗者たちの物語である

 

 

「輝く」とは、ラブライブ!サンシャイン‼の中で一貫して言われてきたテーマであり、物語も千歌がµ’sに触れ自分もあんな風に輝きたいと願ってスタートした。しかし、それが明確にどういうことを意味するのかキャラの断定以外で途中語られることはない。

 

メンバーを集め、スクールアイドルAqoursとしての物語を紡ぐためのプロローグであった1期。2期では、そんな1期の目的、(真の目的は輝くことだが)浦の星女学院の廃校が決まるところからスタートする。7話まではこの廃校阻止を覆すため入学希望者を増やすことを軸に、1期では描き切れなかった個人や関係にスポットを当てた物語が展開される。

元々廃校を阻止するために始まったわけではなく、「輝く」という思いが根底にありながらも目標が廃校阻止という見えるものにすり替わっていたAqours。都心にある音ノ木坂と地方の浦の星、どうしても人数は少なく、スクールアイドルAqoursが有名になるのと入学希望者が大幅に増えるのは別問題。7話では完全に廃校が確定し、輝き、μ'sに憧れて動き出した物語が(途中から目的と手段が変わっているのは置いておいて)真逆の方向に進むという熱い展開で、これはAqoursだけの物語であると改めて認識させられた。

さて、ここで「輝く」という真の目的に戻ってくる。見える目的を失った彼女たちは、他の生徒の気持ちを乗せて「浦の星女学院スクールアイドルAqours」として浦の星の名前を残すことで輝くと決意する。廃校が確定した学校のスクールアイドルが最後に名前を、軌跡を刻みに行くのが格好良い。µ’sもスポコンだったけどサンシャイン‼は完全に少年漫画的な面白さがあると思う。廃校が確定した中でどう輝くのか?この後の話はラブライブ!二期や映画と重なり、卒業に加え廃校というタイムリミット、限られた時間の中で輝くスクールアイドルをまさに表していると言えるだろう。その後、Aqoursは見事ラブライブ!優勝を果たし、浦の星女学院は閉校する。3年生の進路は明らかになるが、Aqoursの今後について語られることはない。

閉校後、いまだ明確な「輝き」が何なのか掴めない千歌は浦女へ向かい、構内を巡りAqoursとして駆け抜けた記憶を辿る。何かに夢中になりたくて、でも何をやっていいかわからなかった千歌に訪れた出会い。輝きを求めて駆け抜けた日々の自分たちこそ、「輝き」を体現していたことに気づくのだ。

 

日常アニメというジャンルはここ10年で大きく人気を博している。好む理由は人それぞれだが、大好きなキャラクターたちの当たり前の日常・青春を尊み、ずっと眺めていたい心地よさがあるからという人も多いのではないだろうか。ラブライブ!サンシャイン‼二期は、そんな''青春している当時はそれを青春と気づかない''当たり前の日常の尊さを大人になって知る''といった見る側が青春・日常アニメを楽しむ時の視点と同じものに、千歌ちゃんが気づく物語だった。がむしゃらに目標に向かって仲間と駆け抜けた日々こそが輝き。ずっと曖昧ながら目指していた「輝き」が、本当はその目指す過程自体だったと気づくのもまた成長であり、それだけかけがえのない瞬間を過ごしてきたからこそのものだろう。

 

また、ラブライブ!らしいぶっとんだ展開もあったものの底には常に現実という血が流れていた。地方の問題として人の減少は簡単に覆せるものではない。だからこそ、地域活性化を行うご当地アイドルとしての側面が大きい今のAqoursがあり、二期は特にそれを活かした展開だった。サンシャイン‼が好きな人は『普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。』や『アクションヒロイン チアフルーツ』をぜひ見てほしい。地方の活性化に取り組むアニメと通じるところがたくさんある。

敗れたSaint Snowを中心に姉妹、卒業、成長を絡めながら描かれた8、9話では、全国に学校や友人、家族の想いを乗せたスクールアイドルがいて、各々に物語があること。敗者たちの上に優勝が成り立つことを実感させてくれたのが良かった。ラブライブ!サンシャイン‼つくづく敗者たちの物語だと思う。廃校を救えなかったAqoursも、決勝に進めなかったSaint Snowも、その他敗れていったスクールアイドル達も。みんなそれぞれの物語がある。敗れた上でどう輝くか、ラブライブ!としていくらでも作品展開ができると改めて感じさせられた。

 

 

長くなった。

サンシャイン‼では、Aqoursという一つのスクールアイドルを描き、私たちは「輝き」を目撃した。ラブライブ!の世界では今日も全国でスクールアイドルが活躍し、人気を博していることだろう。きっとどこかに私と同じようにAqoursに魅せられ、羽を受け取ったスクールアイドルの卵もいて、それをきっかけにして穂乃果や千歌のように、日々を輝かしていくのだ。

ラブライブ!というコンテンツが好きでよかった~って思った、そんな二期でした。終わり。

 

 

 

 

サークルの新歓冊子に寄稿したアニメ『ラブライブ!サンシャイン‼』二期の感想です。深夜テンションで書いた恥ずかしい文章ですが投げときます。

「プラチナ・パスポート」聖地巡礼

2017年11月19日、小倉唯さんの2ndアルバム表題曲である「プラチナ・パスポート」MVの聖地巡礼をしてきました。場所は江の島。A&Gオールスター2017がパシフィコ横浜であったので、会場からそこまで距離も離れていないのをいいことに江ノ電へ乗り込みました。

 

一週間前にバイト先の常連さんから一眼レフカメラをいただくというまさかの出来事があり、せっかくだからと持参し撮影してきました。

 

 

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LONCAFE江の島本店

 

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唯ちゃんがあーんしてくれたフレンチトースト濃厚クリームブリュレ

 

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江ノ島神社

 

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おみくじを引く唯ちゃん

 

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おみくじを結ぶ唯ちゃん

 

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お参りをする唯ちゃん
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唯ちゃんがお団子を食べていた巳待ち横丁 福島屋売店
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江ノ島神社前の雑貨屋さん roostfigret

 

 

 

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海辺を駆ける唯ちゃん 片瀬東浜海水浴場




時間の都合上すべてを回れたわけではなかったのですが、唯ちゃんの「あしあと」を感じられてとても楽しかったです。江の島自体初上陸だったのですが、MVだけでなくアニメでも何度も見た美しい光景が広がっており感動しました。

 

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鎌倉高校前駅周辺


私がアニメの中でも特に大好きなTARITARI、ハナヤマタ青い花の聖地でもある鎌倉高校前駅。海が一望できる駅舎と有名な踏切に感無量。こんなところで高校生活が送れたら素敵ですね。

 

あまり聖地巡礼するタイプのオタクではないんですが、予想以上に楽しかったので他の撮影地にも足を延ばしてみようかと思います。普段の遠征では寝てアキバで時間をつぶすイベント前の時間をこうして有効活用するのもいいものですね。

 

µ’s Final LoveLive!とオタクの歩みを振り返ってみる

 この記事は、ラブライブ!が、µ’sが大好きであるという気持ちを閉じ込めいつでも眺められるように、また一区切りついたµ’sの活動を自分の中で整理し振り返っていくためにµ’s Final LoveLive!~µ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~から一年経った2017年4月1日に投稿する予定だったものである。

 

 その前日3月31日に同じく愛するユニット「ゆいかおり」の活動休止が発表されたため、茫然自失となり完全に筆が止まったため今更の公開となってしまった。無い文章力と語彙で乱雑に綴られた文なので恥ずかしいが、いつまでもPC上に眠らせたままでは勿体ないのでここに保存しておこうと思う。

 

 

 

 

 

2016年3月31日、4月1日 μ'sのファイナルライブが行われた。

 

 μ'sのファイナルライブからもうすぐ一年経つ。ずっと書かなきゃいけない、書きたいと思っていた感想とμ'sに対する思いを今、まとめてみようと思う。というか今書かないと一生書かなそうな気がした。Aqoursの1stライブが行われさらに活動が活発化する中、自分の気持ちを整理するという意味でも。

 

 2015年の暮れ、特番で次のライブがファイナルライブであることとファイナルシングルの発売が発表された。映画で「アニメ」ラブライブ!は一区切りついたものの、CDリリースや連載などμ'sの展開はまだまだ続くと思っていた私は頭の中がごちゃごちゃになり、現実を受け止められなかった。どうすればいいかわからず、どうしようもなかった。そんな状態の中「MORMENT RING」がリリースされたが、発売すぐはなかなか聴く気になれなかった。ジャケットはぼらららのものでメンバーの表情も「最後」感に溢れていて辛い。2週間ほどたち、ようやく心の準備ができて聴くことができた。ぼらららを思い出すイントロ、これまでの楽しかった時を思い出し、そしてこれからを思い描く希望満ちた歌詞。何より温かいメンバーの歌声と明るく元気なメロディにいつの間にか涙がこぼれていた。畑亜貴さんはなんて素晴らしい歌詞を書く。μ'sのファイナルシングルを飾るにふさわしい曲だと思った。µ’sが最後であるという事実に納得はいっていないし、今後もそれは変わらないかもしれない。けれどずっと靄がかかっていた自分の中の気持ちは少しだけ晴れた気がした。

 

 

私は2013年に放送されたアニメ一期がきっかけでラブライバーになった。当時、BSで放送されているアニメを実況しながら見るのにハマっていた私はラブライブ!も今期アニメの1つとしか捉えておらず、いつも通り実況しながら視聴していた。1話EDの穂乃果がくるりと通る車を避けるシーンでは「事故るwww」とかそんなようなことをツイートしていた気がする。認識が変わったのは3話だ。スクールアイドルという明るく楽しい側面だけを描くのではなく、がんばって準備してきた初ライブが観客0人というスタート。逆境に立ち向かう姿やメンバーを集めステージを作り上げていくようなスポコンにも似たストーリーに惹かれた。このアニメは実況しながらではなくじっくり見たい、そう思った私はいつの間にか毎週テレビの前で正座し見るようになっていった。2008年ごろからアニメオタクをやっているが、ここまでハマった作品はけいおん!以来かもしれない。

 

 基本的にCDを買うというハードルが高く、曲ではなく作品やアーティスト自体が余程好きではないと躊躇う人間なのだが、すでにアニメ「ラブライブ!」の虜になっていた私はお年玉で財布が少し潤っていたのもあり早速発売したばかりのベストアルバムをポチった。二年生3人のソロアルバムに収録されている曲以外はすべて詰まったこのアルバムは、ラブライブ!入門にこれ以上ないほどふさわしいものであり、このアルバムがきっかけでコンテンツ「ラブライブ!」の沼にズブズブと埋まっていった。クオリティが高く幅の広い楽曲、個性豊かな歌声、革新的なアニメーションMV。ラブライブ!の曲を聴きµ’sのMVを見る日々。BDは擦り切れないが、本当に擦り切れるんではないかと思ってしまうほど見た。(ちなみにアルバムで最初にBiBiっと来たのは「夏色えがおで1,2,Jump!」と「Love marginal」である)

 

 ラブライブ!というコンテンツをよく知らなかっただけに、そもそもどういうものなの?G’sマガジンの連載?すごいと噂されているキャストのライブとは?など、調べれば調べるほどいろいろな情報に触れられた。こうして私はどんどんラブライブ!というコンテンツの深みにはまっていったのだ。

加えて6月に開催された3rdライブ。あの時の衝撃と感動は今でも忘れられない。ライブに参加(LVだったが参加と書かせてもらう)すること自体が初めてだった私は、何もわからないまま劇場へと向かった。劇場内は異様な熱気で満ちており、キャラクターと同じ衣装で同じように踊るキャスト、楽しいコール&レスポンス、感動的なMC、そして何よりもアニメに沿ったセットリストと演出に興奮が止まらなかった。こんなに楽しくも心揺さぶられる空間があるのか。私は今すごいものを目撃しているんじゃないかと思った。2期とSSAライブの発表では会場が沸き立ち、知らない人と次は現地で会いましょうと話したりもした。3rdライブが転機と語るキャストも多いが、私にとってもさらにラブライブ!にハマる要因になった。実際3rdライブ後はアニメ放送時よりも流行っているという実感があり、ことほのまきがプレミアム会員じゃないとまず見られなくなったり、BDや書籍の売り切れが続出していた。2期とSSAライブに向けて続々とファンを増やし、盛り上がっていく感覚が楽しかった。

 

 

 

 

 3月30日、18切符で前日入りした私は一人秋葉原へ行き、なんとなく聖地を巡った。ゲマズに飾られていたファンのコメントが目いっぱい書かれた特大用紙や神田明神に止められていたありがとうトラック、そらまるの絵馬、たくさんのラブライバーを見て、μ'sが愛されていることに少し感動した。

 

 

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アキバはµ's一色
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神田明神 満開の桜がライブの開催を祝福しているかのようだった

 

 

自分自身も感慨にふけってはいたが、それでもファイナルライブを実感するのとは程遠いものであった。3月31日、宿泊先から東京ドームへ向かう電車の中でにこりんぱなの最終回を聴いた。そこで私はようやく「あぁ、最後だ」と思った。いつもハチャメチャで面白いにこりんぱなの三人が泣いている。いつまでも続くと錯覚していたものは終わりがあり、今まさにその時を迎えようとしていたのだ。私は気づかないよう、考えないようにしていただ。案の定電車の中で笑い、号泣する怪しい乗客と化した。

 

 

 

 

 

 

 

昼過ぎに東京ドームへ到着。フラワースタンドを見に行った。建物に収まるのもやっとというくらいのフラスタの数。多すぎて重なり合い、よく見えないものもたくさんあった(当サークルのフラスタもそうであった)が、そのすべてにファンの想いがいっぱい詰め込まれていた。μ'sへの今までの感謝の気持ちと愛が溢れんばかりのフラスタに表れており、私はまた泣いた。

 

 

 

 

 

 

 東京ドームは広い。だが、ライブはそんな広さを感じさせないステージだった。私の席はステージ真正面のスタンド1階。移動式のステージや全体に張り巡らされた花道、随所で使われるトロッコのおかげで5thライブよりも近いと思った。

 

 オープニング映像はμ'sメンバーが今までライブを行ってきた会場をハートリレーで繋いでいくというもので、初っ端から今までの軌跡を思い起こさせる憎いもの。私は3rd、4thLVで現地参戦は5thからという雑魚だが、それでも駆け抜けてきた時期を少しは一緒に追いかけてきたと思っている。ハマった当時からの楽しかった記憶が走馬灯のように流れた。映像で東京ドームが映り、メインステージにμ'sが登場。一曲目は始まりの曲である「僕らのLIVE 君とのLIFE」。続けてアニメ一期OPの「僕らは今のなかで」が披露された。発売当初400枚しか売れなかったぼらららと放送開始時周囲ではそこまで期待されていなかったアニメラブライブ!。どちらも始まりという位置づけにある重要な曲が東京ドームで55000人の前で披露されている。単純にすごいことだなと思った。これはμ'sが魅力的でたくさんの人を引き付けた結果であり、以前うっちーがラブライブ!という素晴らしいコンテンツをもっと知ってもらいたい、早くたくさんの人に見つけてもらいたいと言っていたことを思い出した。ラブライブ!μ'sはこんなに多くの人に愛されるコンテンツになったのかと。

その後、ナンバリングシングルが次々と披露されたが、私が一番うれしかったのは「もぎゅっと’’love’’で接近中!」の衣装である。これまでのライブではその他シングルの衣装はあったが、この曲だけ実現していなかった。ファイナルライブだしないかなと思っていた節もあったので身にまとったメンバーが見えたときは大歓声を上げた。下手したらMVよりもかわいいんじゃないかと思うほどの再現率、特にシカちゃんとうっちーのあまりの似合い具合にドキドキした。その衣装でアニメ劇中歌のメドレーコーナーへと突入。久々に聴く曲も多く、また花道とサブステージを全面利用したパフォーマンスで誰もが一曲は近くでµ’sを見ることができる構成。最高だった。3rdぶりに披露される曲は特にテンションが上がったし、トロッコも活用されメンバー同士の自由な絡みをたくさん見ることができた。メンバーがアルパカの人形を使って仲良さげに遊んでいるところは、こちらを向いてくれる以上に嬉しく思った。

幕間に挟まれるのは今までのライブのようなミニドラマではなく、「µ’s chronicle」というメンバーが今までを振り返る映像。企画初期からアニメ化、そしてファイナルライブへの意気込みなどがみんなの口から語られた。こんなの見せられたら泣くに決まっているじゃないか、まともに休む暇くらい与えてほしかった。おかげで本来休憩時間であるはずの映像中もひたすら鼻をすすりながら過ごした。泣くのは疲れる。

 続いてユニットコーナー。一番手はPrintempsの元気な「WAO-WAO Powerful day!」。会場は一気に野菜スティックカラーに染まる。正直そんなに予習していなかったのだがコールが非常に楽しく盛り上がった。セトリが両日違うと思っていた私はこの景色を見るのも今日で最後か・・・と楽しみながらも切ない気持ちでブレードを振った。衣装は1stシングル、そして最後のユニットシングルを再現したものでうっちーの美しいお腹が露わに。そればかり気になってしまったがイケつんと帽子が可愛いシカちゃんもとっても素敵だった。MCではいつものほわほわなトークが繰り広げられたが、その後一瞬で空気を変え「NO EXIT ORION」へ。最初に聴いたときから好みドストライクでありラブマジに並ぶ名曲だと思っている私は一気にボルテージが上がりオタク特有のよくわからない動きで高まりを表現してしまった(連番者はその時限りチケットをトレードしたほぼ他人である)。切なげに歌い上げるぷらんたんこそユニットの頂点、生で聴けて大満足した。ここで終わりかと思いきや久しぶりにあの曲を歌っちゃいます!と「sweet&sweet holiday」を披露。新参者の私は生で聴くのが初めてで、いつもはカラオケで叫ぶだけの「おーいしー!」「ちょーだい!」といったコールを入れられたことが嬉しかった。ことりちゃんの甘々ボイスに脳が溶けそうになる多幸感といったらない。ラブライブ!楽曲の中でも一番好きなラブマジが聴けなかったのは非常に残念だが、これはハマった時期の遅さを嘆くしかなかった。会場をふんわり甘―い空気で包んだぷらんたんの後は、liliy whiteの登場。昭和感抜群の「思い出以上になりたくて」が情感たっぷりに披露された。続けてトロッコに乗り込み歌われた「ふたりハピネス」では5thであった幸せという歌詞の時ハートを作る振りが登場して、思い出してうれしくなった。以前はそこまで刺さっていなかったのだが、5thで幸せいっぱいな歌詞と包み込むような歌声を堪能した私はたちまちこの曲が好きになったのだ。過去の曲が歌われることはぷらんたんでわかっていたが、まさかこの曲を持ってくるとは思わず驚いた。また、後方ステージのほうにトロッコが集まったため私の席からとんでもなく近く、風船に包まれた1stシングル衣装を身にまとう三人がよく見えた。可愛かった。MCでは東京で桜が咲いたことに触れ、東京ドームでも咲かせたいとリリホワが花咲か’姉さん’となりピンクと白のサイリュームで会場を満開にした。端から端まで桜色に染まっていく様はとても美しく、そんなに上の席ではない私でも感動して胸がいっぱいになった。ステージから見た景色はさぞきれいだったことだろう。ここからの流れでピッタリな「春情ロマンティック」へ。リリホワの得意分野である息の合ったキレッキレのダンスを近距離で披露されてしまっては堪らない。この曲もまた大大大好きなので最高だった。ファイナルユニットシングルはカップリング曲が強すぎる。そんな高まりの中最後に登場したのはBiBi。一曲目はなんと「Cutie Panther」!!トロッコで登場したBiBiが会場のボルテージを一気に引き上げた。BiBi曲中で最も好きなCPが聴けるとは、私も大興奮。CPと言えば4thで尻尾をつけてパンサーのように踊るダンスが印象的。今回尻尾はなかったが、私には見えた。

 

 

 

 

 

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ここまで書きかけ。一曲ごとの感想(語彙がないので似たようなものになる)を書き連ねると文字数がとんでもないことになりそうだったし、気力もなくなってしまいました。すみません。二日目講演後に飛びます↓

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東京ドーム

 

 

 私は両日大きく違うセトリを望んでいたし、そう信じて疑わなかった。だから初日から僕光が披露されたことにも驚いたし、少し残念に思う気持ちもあった。二日目、「さよならへさよなら」や「これから」を歌うことは自分の中で確定事項。講演後は淋しいけれど清々しい気持ちで宿へ帰るというイメージが頭の中でできていた。二日間セトリがほぼ同じなのはまだいいとして、3rdライブの時の様に(自分の中で3rdライブが神格化され過ぎている自覚はあるが)一人一人µ’sとして活動してきたこれまでの想いをたくさん話してくれると信じていた私は初日と同じ流れで終わったことにかなりショックを受けていた。最後なのに、もう9人そろって生の声でラブライブ!について話す機会はないかもしれないのに、自分が予想していたよりあっという間にライブは終わった。素晴らしかったけれど、これで終わりなんて信じられない。感動的な僕光、メンバーも泣いていたけど、それでも。でも、でも、でも。終わりを受け止められない自分が嫌になった。

 

 

 

翌日、そんな気持ちのまま始発18切符で京都へ帰った。映画館でファイナルライブ二日目のスペシャルビューイングがあったからだ。チケットを取ったのは現地で見られなかったキャストの表情や細かな動き、衣装なんかをアップで見たいという思いから。その時はこんなモヤモヤとした気持ちで見ることになるとは考えてもいなかった。始まってみると会場は録画上映とは思えないほど盛り上がり、私自身も疲れ切った体を忘れて没頭することができた。そして映像は終わりへと近づいていく。スクリーンに大きく映し出された「僕たちはひとつの光」を歌うµ’sは、活動してきた6年間に思いを馳せるようで、やり遂げたよ、最後までと心から言っているようで、これまでで一番いい表情だった。最後に9人で円陣を組み、ファンではなくメンバーへの想いを口にしていたところだけは9人だけの空間で。ここで私の心に合ったモヤモヤが吹き飛び、ファイナルであることを本当に受け止めることができた気がした。µ’sはこんなにやり切った表情をしている。長いMCがなくても、想いを全力で素晴らしいライブパフォーマンスとしてぶつけてくれたのだ。会場全体から聞こえてくる今が最高!!!という叫び。あぁ、自分は東京ドームにいることができて良かったと心から思えた。私が立ち止まっていた場所から一歩進むことができたのは、このスペシャルビューイングがあったから。これがなかったら円盤の発売まで複雑な心境で日々を過ごしていたかもしれない。僕光を歌うµ’sの尊いきらめき、こんなに最後にふさわしいものはないなと思った。

 

µ’sが自分に与えてくれたものは数えきれない思い出、経験、自分の知らなかった一面、仲間・・・まだまだたくさんある。大好きなものができると日常に潤いが生まれるし、生きる糧となる。嫌なことでも頑張ろうと思える。2013年から今までの私の糧はまさしくµ’sそのものであり、今でも変わりなく大きな存在だ。

 

 

 

 

 

µ’sが「また会おう、呼んでくれるかい?僕たちのこと」と歌ってくれたこと、えみつんが「私たちはずっとµ’sです。またいつかみんなに会いたいと思っています」と言ってくれたこと、ずっとずっと覚えています。ラブライブ!のファンになってからの期間、毎日が楽しくて仕方ありませんでした。大好きです。また逢う日まで。

 

 

 

 

 

こんな長文かつ駄文を読んでいただきありがとうございました。なんとなく自分がハマったときの気持ちやライブ当日の雰囲気を思い出していただけたらこんなにうれしいことはありません。

 

 

 

 

そんなこと書いていたらPDPなんてものが登場してひっくり返った。いろいろと思うことはあるけどえみつんが高坂穂乃果役としてラブライブ!のステージに立ったこと、Aqoursのライブで久々にµ’sの声が聞けたことが嬉しすぎて一旦考えるのをやめた。嬉しいものは嬉しい、とりあえず今はそれでいいや!

 

 

佐倉

アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期

この記事はサークルの新刊冊子に寄稿したアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』1期の短い感想です。自分用メモとして残しておきます。

 

アニメはμ'sへの憧れからスタートしたAqoursが、μ'sを追いかけるのではなく自分達の輝き方を見つけるまでの話を描いている。Aqoursの物語として見れば、1クールかけて描かれた長い序章のような印象を受けた。アニメのμ'sとAqoursだけではなく、「コンテンツ」ラブライブ!ラブライブ!サンシャイン!!との関係性にも重なる展開は多く、特に3話の初ライブでダイヤが歌い終えた3人に声をかけるシーンなどは顕著だろう。「この成功は地元の人と過去のスクールアイドルが築き上げてきたものがあったお陰」というセリフにあるように、ラブライブ!サンシャイン!!もラブライブ!が築いてきた上にある。μ'sを追いかけてきた人の多くが感じてしまうであろうこの気持ちを、それでもAqoursが、Aqoursなりの輝きで魅せ変化させていくことが重要なテーマだと感じた。Aqoursとしての物語が描かれ、0から1へ大きく踏み出した2期に今から期待せざるを得ない。11話のようちか問題も完全には解決していないと思うので、お互いの気持ちを鞠莉の助言通り腹を割って話すような展開にも期待したい(ようちか派の顔つき)

 

初めまして

初めまして、佐倉と申します。


好きな声優は小倉唯さん。好きな声優ユニットゆいかおりTrySailAqours。好きなコンテンツはラブライブ!アイマス765ミリオン少々。


日々のオタク活動の中で長文の感想やレポはこのブログにまとめていければと思います。

よろしくお願いします。